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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第18シーズン 第240話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Geld regiert die Welt(直訳:金が世界を支配する) | |||||||||||||||||
ベンの次の職場はどこか。 コブラ11がホームレスに振り舞わされる。 |
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Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
衝撃的なニュースだ。高速警察隊が緊縮財政で閉鎖に!「金が世界を支配する」、この経験は若いホームレスのエディにとっても同じだ。突然100万ユーロ(約1億円)が詰まったトランクが目の前に。もちろんエディはこの財産の正当な所有者ではないことを知っているが、金を着服して、興味がないメモリースティックと共にトランクを捨てた。そして驚いている仲間のチャーリーに、全く新しい人生を始めるぞと告知し、訪れるであろう贅沢な生活にワクワクだ。 しかし、この旅立ちは破局に終わる。ホームレスは、悪の組織が企てている謀略と、組織がデータを取り戻すために手段を選ばない覚悟があることに気づかない。そしてベンとゼミルも同じ頃、事件に振り回される事になる。(www.rtl.deを参考にしました)2013.3.17掲載。 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
クリストフ・レトコヴィスキー(エディ)、カレ・ポール(チャーリー・ヴァーンケ)、ミケ・ホッフマン(政治家テオバルト・シュタオテ)、ハンス・マルティン・シュティーア(悪玉マクシミリアン・シュタールベルク)、アンネ・メンデン(ニーナ) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
「高速警察隊」が閉鎖? 面白いシナリオを考えましたね。全く青天のへきれき。だって高速警察隊が閉鎖されたら番組も終わってしまうので、どんなオチになるか楽しみ。 ホームレスが大金を手にする。「悪銭身につかず」は万国共通らしく、過去にも第67話シュモルダーの夢でありました。エディの仲間チャーリーを演じるカレ・ポールはネット検索するとコメディアンとあるので、楽しい展開になるみたい。ここまで放送前の2013.3.17掲載。 |
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1.アクション・シーン ●冒頭、ベンが「五つ星の送迎サービスはいかがですか」とオレンジ色のランボルギーニ・ガヤルド・スパイダーでゼミルを迎えに。走行音は心躍るものがあります。もしかしてこの車をクラッシュ? たぶん傷一つ付けずに返さないといけないでしょうから、見ている方がヒヤヒヤ。 最後は大型車を「前方回転」。番組を制作しているアクションコンセプト社の技術進歩は留まることがないみたい。 頭をぶつけたゼミルが「目から星が飛んだ」と言ったら、ベンが「ね、五つ星の送迎サービスだろ」と。台本も一流。 ●中盤、ケルン・ボン空港駐車場でのアクションシーン。あんなにぶつけて、ゼミルの薄い頭髪が心配。 ●クライマックスも凄かった。ジャンプの形はいろいろあると思いますが、あれを車でやってしまうとは。是非画面で楽しんでください。 2.本筋の事件 悪玉はシュタールベルクかと思っていたら、黒幕がいた。クライマックス、その黒幕相手にコブラ11とエディが立ち向かいます。視聴者も一杯食らいました。 パート3の8分20秒頃、黒幕がいるレストランにエディが「As Time Goes By」を引きながら登場します。自分で引いているようだったので、エディ役クリストフ・レトコヴィスキーの経歴を見たらVolkskindというバンドのボーカル兼ギターリストなので、音楽のたしなみもあるみたい。 チャーリーを演じるカレ・ポールの役回りは、ごく普通のホームレスでしたね。期待しすぎでした。 3.コブラの日常 ●パート1の7分過ぎ、署に州政治家シュタオテが来て、高速警察隊が閉鎖になる経緯を説明します。あまりに言い回しが堅くて聞き取れないでいたら、ジェニーが「何言ってるか分からない。」と。ジェニーの発言の裏は「言っている意味がわからない。」 私の場合は「聞き取れない。」で、レベルは全く異なりますが、タイミングよく私の気持ちを代弁してくれたので、思わず吹き出しちゃいました。 ●さて、その後隊長から辞令が渡されます。ゼミルはデュッセルドルフの州刑事局で内勤。ベンは自席に戻り、ゼミルから促されて辞令を見てびっくりした様子。タイミングよく?スザンネが「死んだ男のクレジットカードが五つ星ホテルRhein Palais(ライン宮殿)で使われたわ。」と知らせに入ってきます。コブラ11は出動し、ベンの異動先は分からないまま。 ●パート2の6分50秒頃。ハルトムートからは「一緒に仕事をするのはこれで最後か。で、異動先は?」と聞かれても、ベンははぐらかします。異動先はどこだったのかな。 ●第130話では、ゼミルの妻アンドレアも加わって、ゼミルの異動話だけで1本作ってしまっただけに、今回の高速警察隊が閉鎖のニュースは、事件解決が先で、コブラ11もあまり身の上話をしないため、現実味が伝わってこないですね。たぶん再開発に絡む事件だけでは面白くないから、本筋の事件と高速警察隊を結びつけて、本筋の事件が解決すれば高速警察隊のリストラも解決する内容にしたかったか、又は高速警察隊をリストラする話がまずあってそれに本筋の事件をくっつけたのでしょう。確かにその点では、なかなか事件と高速警察隊が結びつかなかったので、面白い謎解きでした。 4.ロケ地探訪 ●冒頭の五つ星ホテルのロケ地はケルンの中心部ライン川沿いにある「Maritim Hotel」(オフィシャルサイト、※、独語)。ロケーションといい、施設・サービスといい、ケルンを代表するホテルみたい。 ●ホームレス・エディの寝床は、ケネディ河畔(ロケ地探訪2>ケネディ河畔)のホーエンツォレルン橋の下。あんなに観光客が多い場所にホームレスはいなかったはず。次回のロケ地探訪で確認してきます(笑い) ●パート1の8分15秒頃、ケルンの空撮が映ります。ライン川、正面には大聖堂(157m)、その右手にはテレビ塔(266m)、ケルンタワー(148m)。ケルンの高い構造物三つが映ります。 意外とテレビ塔はこの番組で映りません。テレビ塔に登ってみたいなと思って調べたら、Wiki.de(※、独語)によれば展望台は閉鎖されているとのこと。展望台は回転レストランとナイトクラブの二層になっていて、大晦日に超満員でパニックが起こったことが原因とあります。 第239話で紹介したケルンタワーには、展望レストランが30階にあり、こちらは観光客でも行けるようなので、次回の有力候補です。 ●そして悪玉シュタールベルクのオフィスは、ライン川対岸にあるトライアングル(Triangle)という高層ビル。Wiki.de(※、独語)によれば103m、29階建て。ケルンのライン川右側地区で2番目に高い建物。展望台やカフェもあるため次回は行ってみます。 |
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写真240-1 ケルン・トライアングル | |||||||||||||||||
前回のロケ地探訪の写真をチェックしたら、このビルの写真がありました。手前はライン川。左手のホーエンツォレルン橋の橋脚下がホームレス・エディの寝床という設定。 ●クライマックス、黒幕とエディが対決するレストランは、上で紹介したMaritim Hotelのピアノバーと思われます。オフィシャルサイトのこのページ(※、独語)の写真を見ると、部屋の作りや調度品が番組と一致するし、番組で窓に映る風景を見ていると、中心部だと分かります。 2週間後には、これらのロケ場所に立てると思うと、今からウキウキです。自分だけ盛り上がって、スミマセン。 |
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今回は、ロケ地三昧の回でしたね。各ロケ地を回ってきました。 ロケ地探訪第三弾その1>31-9 Maritim Hotel マリティム・ホテル ロケ地探訪第三弾その2>32-14 Hohenzollernbrücke ホーエンツォレルン橋 ロケ地探訪第三弾その2>32-1 Kölntriangle ケルン・トライアングル をご覧下さい。ホーエンツォレルン橋付近は、前回のロケ地探訪でも回ったのに、視点を変えると新たなものが見えてきて、新鮮でした。この項2013.7.12追記。 |
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5.今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事) Penner 浮浪者・ホームレス エディらはこう呼ばれていました。番組中で何度も聞いていたらいやでも覚えちゃいます。ちなみに女性の場合はPennerin。2013.4.14掲載。 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介