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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第18シーズン 第238話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Freunde fürs Leben(直訳:人生の友) | |||||||||||||||||
ベンにとって「人生の友」はヤンかゼミルか・・・。そしてヤンの目的は・・・。 凍結した道路の上で、足下を気にしながらのアクションが珍しい。 |
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Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ベンとゼミルは、高速道路で事故を起こした二人組の男を発見する。男らは逃走。コブラ11は追跡するが徒労に終わる。置き去りにされた車のトランクから30万ユーロが入ったスポーツ・バックが見つかる。捜査の開始だ。男らの身元は不詳。そして車は偽名で借りられていた。 ベンがジェニーの席を見ると、ベンは自分の目を疑った。そこには10年以上も会っていない旧友ヤン・ベーラー が座っているではないか。若かりし頃の友人との思い出が沸いてきたベンは、過去と直面することになった。気づいたときは時既に遅し。ヤンはある不幸な出来事を通して極度に過激で危険な方向に陥っていた。しかしベンはゼミルの同僚思いの忠告など聞く耳をもたない。破局への道が開かれた・・・。(www.rtl.deを参考にしました)2013.3.10掲載。 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
セバスチャン・シュトローベル(ヤン・ベーラー)、シルタ・フェー・ヴェクマン(エーファ・シュナイダー)、マルクス・ヘーリンク(ロイター)、トーマス・ベストファーター(銀行家マックコナー) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
今回は全く個人的な駄文です。お急ぎの方は、一番下の「本筋の事件」だけを読んでご退場下さい。 ベタなゼミル、ベン、ヤン、エーファの関係 この4人の関係はわかりやすかったですね。ゼミルはサッカーのチケットをゲット。その夜、署にベンの旧友ヤンが、「数年前交通事故で怪我をして歩けなくなった。経済国際会議に出席するため昨日帰国した。」と言って現れ、ベンはヤンと出掛けちゃいました。ゼミルはボンラートを誘うも断られ、一人寂しくパソコンの画面に向かう。一方見ている方が照れるくらい楽しそうなベンとヤン。そこまで演出しなくても仲の良さは十分分かるよ~。 その後、ベン、ヤン、エーファが若かりし頃、バンド「Chaos Brothers」を組み二人の男が一人の女性を愛してた・・・。そんな映像が流れます、と言うか、上の署の場面で、ベンとヤンはゼミルに説明してるんですよね。映像を見てから会話を聞き直すと、言っていることが聞き取れました。 さて青春ドラマならもうひとひねりあると思いますが、あくまでアクション刑事番組の中の展開で、モタモタしていると45分番組が終わってしまうのでベタな関係でした。 一番感激したのは、ゼミルの表情。特にパート1の13分過ぎ、警察車両が襲撃された後、ゼミルが言いにくい事をベンに言うシーン。「今朝現金輸送があることを、昨晩ヤンに言わなかったか」と。このときのゼミルの表情が素晴らしい。「ヤンを疑いたくはないが、警察官という立場上、辛くとも相棒に言わざるをえない。」という絶妙な顔つきが職人芸。ベンは「一緒に街で遊んだだけだ。それに資産家の息子だから、現金輸送車を襲うなんて事はする必要がない」と完全否定します。 ゼミル役エルドゥアン・アタライは努力家なんでしょうね。場面、場面にふさわしい心の機微を表す表情は、言葉は分からなくても、ゼミルの気持ちが視聴者に伝わってきます。だから言葉が少ない刑事ドラマで十二分に実力が活きているようです。そして、どんな役でもこなせそうな役者魂を感じます。でも「ヤン」は止めて欲しいな~、ゼミルの過去の相棒の名前を使うのは。 ゲスト出演 ヤン・ベーラー役セバスチャン・シュトローベルSebastian Ströbel この番組には2回目の出演ですが、他のドラマ等で見かけます。1977年2月生まれ。一方ベン役トム・ベックは1978年2月生まれ。同級生にふさわし俳優さんを選んだんでしょうね。 エーファ役シルタ・フェー・ヴェクマンSylta Fee Wegmann 第197話に続いて2回目の出演。モデルさんみたいなスタイルの良さ、長い髪、そして目に力のある個性的な顔立ち、ちょっと影のある役柄という前回の印象が強く残っています。次回は是非笑顔が見られる役で見てみたいものです。 銀行家マックコナー役トーマス・ベストファーターThomas Bestvater この俳優さんも悪役でこの番組に時々ゲスト出演します。やつれた印象を受けますが、病気でもされたのでしょうか。 ロケ地探訪 ケルン・クレーンハウス周辺 ヤンら一味のアジトと思われる所は、ケルン中心部から少し南へ下ったクレーンハウスらしい。クレーンハウス(第225話で紹介)から右手にライン川を見て、遠方にチョコレート博物館(舞台背景>ロケ地探訪2)、中央駅、大聖堂を望む空撮が繰り返し映っていました。 ベストウエスタン・グランド・シティ・ホテル・ケルン パート2の6分50秒頃ヤンが泊まっているホテルが映ります。アレレ、どこかで見た風景。グーグル・ストリート・ビューで見ると2008年当時の看板は「Four Points Hotel Central」。番組で看板は「Grand City Hotel Köln」に掛替わっていました。新装開店に併せた撮影協力でしょうか。Grand City Hotel Köln(※、独語)で、番組で映った建物が確認できます。 ホテルはケルン中央駅前広場の駅舎を挟んだ反対側Breslauer Platzに面して建っています。このホテルには泊まっていませんが、ホテル玄関の左手にハー○・レンタカーのカウンターがあって、2011年ロケ地探訪ではここで車を借りました。番組に戻って、パート1の9分前後、ホテルの玄関でベンとヤンが分かれの挨拶。まさしくこの場所を出入りした事を思い出します。番組ではその後ヤンが女性とホテルのロビーで話しをします(ネタバレになるのであえて名前は書きません)。私がレンタカーを借りる手続きをする間、同行した弟にはこのロビーの椅子に座って待ってもらっていました。 更に番組に戻って、パート2の8分前後、ヤンの部屋に侵入していたベンの背後にはライトアップされた大聖堂が映っていました。 これだけさんざん書いても証拠の写真がありません。唯一次の写真。ホテルの玄関口から駅方向を写しています。駅舎側からホテルを写した写真がないんです。悔しい! その次のシーン。ゼミルが駐車していたBMWを発車させます。そこは道路沿いの駐車区画になっていて、私も1日借りたレンタカーを返却する時に停めました。 犯人を追い詰め、動機は頭の中で整理できた。けれど逮捕するための客観的な決定的証拠がない。そんなゼミルのもどかしい気分です(たかが写真一枚で大げさな!)。次回のロケ地探訪では「証拠」を押えてきます(笑い)。 来るゴールデンウィークのロケ地探訪第3弾の宿泊地はもう予約してしまったので、先々行くような事があれば、立地は申し分ないし、前話のデュッセルドルフ・インターコンチネンタル・ホテルほど高級ではなくお手頃なので泊まってみようかな。 画面を見ただけで、どこだか分かるようになる場所が増えて、だんだんと「ケルン市民」になっていく自分が恐ろしい(笑い) |
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は~い。ホテルの写真を撮ってきました。ロケ地探訪第三弾その1>31-2 Grand City Hotel Köln ベストウエスタン・グランド・シティ・ホテル・ケルンをご覧下さい。この項2013.7.11追記 | |||||||||||||||||
デュッセルドルフ国際空港 パート3のアクションシーンは、デュッセルドルフ国際空港のようです。円形のターミナル・ビルが特徴的。前話237話は「ケルン・ボン空港」のようだと書きましたが、同じロケ地で複数のシナリオの映像を撮影しているようなので、もしかすると前話もデュッセルドルフ国際空港だったのかな。ドイツ在住の皆さんいかがですか。こうなったら自分で確認に行かなければ(笑い)。 |
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は~い、自分で確認するため、2015年春デュッセルドルフ国際空港へ行ってきました。前話237話もデュッセルドルフ国際空港でした。ロケ地探訪第五弾その2>52-4デュッセルドルフ国際空港。この項2015.7.9追記 | |||||||||||||||||
本筋の事件(ネタバレを含むかも) もしかするとネタバレになるかもしれませんが、ヤンの動機が分からないと番組の展開が分からないと思いますので、最後に書かせて下さい。聞き取りには自信がないので間違っていたらゴメンナサイ。 将来出るかもしれない日本語版に期待される方はここでご退場ください。 ●ゼミルは、ヤンの両親の家を訪ねるが、空き家で売りに出ていた。 ●パート2の10分頃、車の中でゼミルがベンに説明。ヤンの父親は、母親が亡くなった2年後の、今から4年前に自殺した。悪徳銀行家のせいで破産したことが原因だった。 この後、ゼミルはヤンが交通事故で歩けなくなったのでない理由も説明してくれますが、私の語学力では書き出せるほど確信が持てません。経済用語も出てくるので、今回は聞き取りの難易度が高い印象です。ドイツ語の達人の方こっそり教えてください(笑い)。 今回の主役はベン役トム・ベック。自らも歌って主役でした。そろそろ降板の準備でしょうか。 ではみんなでアンドレアと共にゼミルの全快を祈りましょう。 2013.3.31掲載、4.4最終更新。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介