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アウトバーンコップ/アラーム・フォー・コブラ11 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Alarm für Cobra 11-Die Autobahnpolizei | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
3.Besuch am Drehort Teil3 ロケ地探訪第三弾その3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
Inhalt 目次 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.ロケ地探訪31 Köln Altstadt ケルン旧市街 2.ロケ地探訪32 Stadtinnere von Köln ケルン市内 3.ロケ地探訪33 Autos und Autobahn 車とアウトバーン |
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33.Autos und Autobahn 車とアウトバーン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
33-1 BMW 316d(F31) 33-2 BMW Kurfürstendamm BMW・クーダム 33-3 Polizeiamt 警察署 33-4 Deutsches Technikmuseum Berlin ドイツ技術博物館 33-5 Autostadt アウトシュタット 33-6 Filmpark Babelsberg フィルムパーク・バーベルスベルク 33-7 Autos in den Städte 町中の車達 |
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33-1 BMW 316d(F31) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-1-1 BMW 316d(F31) レンタカー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
快適な走り。もう少しパワーがあれば。 今回は友人のアドバイスに従ってエイビスで借りた現行モデルのBMW 316d(F31)。3回目にしてやっとBMWを借りることができました。しかも新型なので嬉しい! このサイトにお越しいただけるファンの皆様には、今更説明など不要かと思いますが、おさらいで書かせて下さい。 「316d」は、Wiki(※、日本語)などによれば、1,995cc 直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。116ps/4,000rpm、26.5kgm/1,750 - 2,500rpm。なお、この 316dは日本未導入です。 普段乗っているBMW 318i(E46後期型)と年式は異なりますが、同じような乗り味だし、ボディサイズも同じくらいなので慣れていて扱いやすく、さらに優秀なナビ、よく整備された道路と相まって、日本で運転するよりも楽かなと思いました。 ただ116psは、たぶん日本なら十分だと思いますが、アウトバーンでは非力さを否めません。150km/h程度で流す分にはよいのですが、そこから追い越しをかけようとすると、踏み込んでも付いてきません。最高速度は頑張って200km/h。そんなに飛ばして大丈夫?と思われそうですが、150km/h程度から追い越しをかけて、できるだけ早く走行車線に戻らないと、モタモタしていたらそれこそ後ろから凄いスピードで追いつく高性能車に道を譲れず、迷惑をかけてしまいます。 だから、パワーがないなら走行車線で流れに乗っておとなしく走るだけだし、ある程度アウトバーンで走行を楽しもうと思ったら、パワーが欲しいなと思います。可能ならばBMW 320dまたは320i(どちらも184ps)クラスで走りたいな。 |
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この車で、今回はベルリンを出発してフランクフルト国際空港まで一人で運転して2,500km走りました。 当初の計画では、そんなに走るつもりはありませんでしたが、走ることが楽しく予定を変更してあちらこちらへ出かけました。燃費は15km/リットルくらい。 8ヶ月前の2012年夏の旅行で借りたインフィニティ FX30ds(ロケ地探訪ベルリン編 8.アウトバーン)はパワフルな走りでよかったけれど燃費は9km/リットルでした。 エコな運転をしなければと頭では理解しつつ、日本では出せないスピードの魔力に負けちゃいます。 |
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写真33-1-2 BMW 316d(F31) レンタカー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-1-3 | 写真33-1-4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:ダッシュボードにナビがあります。 右:スピードメーターとタコメーターの間に、ナビと連動した表示が出ます。ナビに視線を移さなくてよいのでありがたい。この例だと、Walther-Bothe-Strasse(ワルター・ボーテ通り)を走行中(信号待ち時に撮影)。100m先のローターリー交差点の二つ目を出ます。 精度も高く、交差点、分岐点などを次々とすかさず表示してくれるため、道の構造が複雑で判断に迷った2回ほどを除けば、道を間違うことはありませんでした。それでは、ドライブに出かけましょう。 |
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写真33-1-5 | 写真33-1-6 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:ベルリンの宿から下で紹介する 33-5 アウトシュタットへ向かう途中。ベルリンを出発し高速100号線に乗って10分も走らない場所に、第1~2シーズンによく見かけた3本塔が見えます。調べてみるとヴィルメースドルフ火力発電所(Kraftwerk Berlin-Wilmersdorf[※、Wiki独語])でした。
右:更にケルンメッセ付近で高速A115号線に乗り換え、ポツダム方向へ向かうと高速警察隊の初代建物( ロケ地探訪ベルリン編>ドライリンデン)が見えてきました。小雨で見えずらくてスミマセン。写真の右端に建物の頭部が見えます。写真左側、道路を跨ぐように建っている建物(番組では、サービスエリアのレストランという設定)が見えます。右の写真33-1-7も同じ。 |
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写真33-1-8 西ベルリンの中心部 | 写真33-1-9 西ベルリンの中心部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:アウトシュタットからベルリンへ戻ってきました。ナビは渋滞を避けて、行きとは異なるコースを指示して一般道へ。大きい車だと車幅がつかめず冷や汗ものですが、今回は乗り慣れた車なので安心してナビどおりに走ります。 右:ナビに従って進むと西ベルリンの中心部へ。右へ振り向くとカイザー・ヴィルヘルム記念教会(ロケ地探訪ベルリン編>カイザー・ヴィルヘルム記念教会)です。ここも渋滞で簡単に進路変更できない場面もありましたが、日本の狭い道を走り慣れていたら不安はありません。右の黄色い2階建てバスは、ベルリン名物の路線バス。 |
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写真33-1-10 平日午後4時頃 | 写真33-1-11 日曜日の朝 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:旅の後半、ハイリゲンダムからケルンへ向かいます。写真は高速1号線、ドルトムントの南、高速45号線とのインターチェンジ付近の午後4時頃です。このように車が多く、150km/h位で流れに乗って走ります。たまに一番内側の車線を高性能車が飛ばして行きます。もちろん私も左へ出て、飛ばすことも可能ですが、何かあったときに時速200km付近からブレーキの可能性もあるため、逃げがある状況でないと怖いですね。それに時速200km付近からのブレーキなんて日本では経験しないので、車の挙動が分かりません。試しに安全な場所で軽く踏んでみましたが、車が前に進もうとするエネルギーが半端じゃないので、私のようなヘボなドライバーは無理しないほうがいいなと感じました。 一方今回で3回目となったドイツ北東地方にあるメクレンブルク・フォアポンメルン州などの高速道路は、スカスカで周囲の見通しもよいので、安心して好きなように走ることができました。 右:都会付近でも日曜日の早朝はチャンスがあります。これはケルンから下で紹介するワンダーランド・カルカーへ向かう途中。日曜日の朝なので、車はほとんど走っていません。ただ周りが林なので、動物が飛び出してくることもあり得るので、油断は禁物。とはいえ、今回は2,500km走って、ヒヤとする場面はありませんでした。 これからドイツの高速道路を走ってみたいとお考えの方にアドバイスするとすれば、 ●速度無制限区間でも車が多いと120~150km/h程度で流れている。 ●自由に走ってみたければ、田舎か日曜日の早朝が狙い目。それと車の性能次第。 ●道路状況、運転技能、車の性能等を考えて自己責任で。 ●ナビは英語もあり、標識完備で、ドイツ語ができなくても迷うことなし。 ●交通ルールは一部を除いて、ドイツ人らしく厳格に守られている印象。郷にいれば郷に従え。 いずれにせよ日本で走るより楽しいドライブになることは間違いないので、ゼミルらドラマの主人公になった気分で「安全運転」で走ってみてください。 アウトバーンについては、バックナンバー ●ロケ地探訪4(ロケ地探訪第一弾)>車とアウトバーン ●ロケ地探訪ベルリン編>アウトバーン もご参考にどうぞ。 |
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33-2 BMW Kurfürstendamm BMW・クーダム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
モータースポーツの殿堂
Kurfürstendamm 31, 10719 Berlin 8ヶ月前の2012年夏の旅行で、ベルリンの宿の近くにあったBMW Kurfürstendamm(BMW・クーダム)をロケ地探訪ベルリン編 9.あとがきで紹介しました。このときは普通のショールームだと思って、買いもしないのに立ち入るには気が引けました。 今回は、同行した甥が怖い物知らずでつかつかと入ってしまったので、私も後を追って入場。公式サイト(※、独語)によれば、ディーラーのショールームではなく、メーカーのショールームなので、「博物館」のような気楽さ。心配無用でした。上記の公式サイトによれば、博物館の特別展のように、定期的に展示は入れ替えるようです。と、言っても広さはディーラーのショールーム位です。 以下に店内を紹介しますが、車は素人なので表面的な事しか書けません。興味を持った方は、是非ご自分で訪れてみて下さい。え~、国内じゃなくてドイツだぞ、そんなに気楽に行けるか!と叱られそうですが、今やベルリンはヨーロッパでもっともホットな場所だし、もしBMWのファンの方が、ベルリンを訪れたらな「ついでに」寄ってみる価値はありますよ。 旧西ベルリンの目抜き通りにあるので、ショッピングのついでに立ち寄れます。 |
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写真33-2-2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
Formel BMW FB02。詳しくはフォーミュラ・BMW(※、日本語)で。車のそばにあった案内板にはセバスチャン・ヴェッテル(※、日本語)の名前も。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-2-3 | 写真33-2-4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:BMW M1 BMW M1(※、日本語) 右:BMW M3 GTR 2001 BMW M3(※、日本語) どちらも有名なマシンだし、私が解説するほどでもありません。同行した甥によれば、実物を見られてよかったみたい。確かに日本の西の果てでお目にかかることは、まず無いしね。 |
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写真33-2-5 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
案内板を写してこなかったので、写真判定になってしまいますが、BMW S1000RRでよろしいでしょうか。 BMW・S1000RR(※、日本語)。写っているのは甥っ子。 実は、このショールームの存在は忘れていました。8ヶ月前に行った中華料理店で今度は「ラーメン」を食べるぞと、中華料理店の前まで来たら、甥がめざとくこのショールームを見つけて入った次第。このとおりBMWモータースポーツの殿堂。甥は思いがけない「お宝発見」にはしゃいでました。 |
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33-3 Polizeiamt 警察署 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-3-1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
警察車両のオンパレード Friedrichstr. 219 10958 Berlin これもベルリンで撮影。なんだかロケ地探訪ベルリン編になってきてしまいました(笑い)。
宿の近く、地下鉄コッホ通り駅(Kochstr.)のそばにあった警察署。右写真のように警察の看板が掛かっていたため、写真に撮ってきました。ストリートビューの2008年当時の画像を見ると、看板は緑色です。看板も緑から青に変えるんですね。 この建物の正式名称は、 Landesamtes für Bürger- und Ordnungsangelegenheiten (LABO、市民と治安維持業務に当たる州の部局) に属するZentrale Einwohnerangelegenheiten(中央住民事務所)で、施設内にFührerscheinbüro(免許事務所)があるようです。公式サイト(※、独語)。平たく言うと、州の行政センターの施設に警察署(免許事務所)があるらしい。 |
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写真33-3-3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
建物の脇の側道に回ると駐車場がありました。警察車両がずらり。緑から青に変わりつつあることが分かります。 左端と右の3台はルノー・マスター(2代目後期型)みたい。Wiki(※、日本語) 左から2台目と3台目はベンツT2。Wiki(※、独語)。これは「Berliner Wanne(ベルリンの風呂桶)」とあだ名が付いているらしい。 |
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それと日本のようなセダンタイプのパトカーは見ないですね。 左端はルノー・トラフィックみたい。Wiki(※、日本語) その隣はオペル・ザフィーラツアラーかな。Wiki(※、日本語) この2枚の写真は敷地内に立ち入らず、道路から写しましたが、こんな所を東洋人のオヤジが撮影していたら不審者に間違われそう。 |
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写真33-3-4 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-3-5 | 写真33-3-6 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:Kurfürstendamm 224 10719 Berlin ベルリンの目抜き通りクーダムで。これもオペル・ザフィーラツアラー。個性的なフロントマスクが印象に残ります。後ろの土産品店「I (ハートマーク) Berlin」がいかにもベルリン。 右:ロケ地探訪ベルリン編>7.警察車両の写真B-7-4で紹介したイギリス大使館前。今回も通りました。 左はフォルクスワーゲン・ポロ。右はメルセデス・ベンツ スプリンター Wiki(※、日本語)でしょうか。奥にいるえび茶色のバンが気になるな~。 |
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写真33-3-7 | 写真33-3-8 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
やっとケルンへ来ました。 左:ロケ地探訪31>31-1地下鉄駅プレスラオアー広場/中央駅で掲載したフォルクスワーゲン・ゴルフVIIらしいパトカー。Wiki(※、日本語)によれば、ドイツでは2012年11月にリリースされたばかりの新車。日本では2013年6月発売とあるので、撮影時点では日本未発売だったんですね。 右:こちらは、ロケ地探訪31>31-4 メルク・フィンク銀行の近くで撮影した同じフォルクスワーゲン・ゴルフVII。ナンバーは異なるので同一車ではありません。 その後ろのバンは、フォルクスワーゲンT5でしょうか。Wiki(※、日本語) |
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33-4 Deutsches Technikmuseum Berlin ドイツ技術博物館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
図33-4-1 博物館でもらったパンフ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ドイツ技術博物館に自動車を扱う別館がオープン ベルリンにあるドイツ技術博物館。旧アンハルター駅の跡地にあります。鉄道、航空機をはじめ映画、手工業などドイツが得意とする産業部門の技術力をまざまざと見せつけてくれ、いかにもドイツ人好みの圧倒的なスケールと緻密な内容です。
博物館でもらったパンフによれば、2011年5月13日その別館として、Strassenverkehr(道路交通)がオープン。1,400㎡に30台を展示。左上の赤丸です。 右写真のネオルネッサンス風建物は、パンフ左上の青緑の建物(Science center spectrum)。この建物の右手に別館があります。本館の入場券を持って行くと別館にも入場できます。 道路交通の別館はオープンして間がないせいか、鉄道車両、航空機、船といった既存の展示と比べるとまだ少なめ。上のパンフを見ると赤丸の右側にハッチがかかったブロックが四つありますよね。ここはまだ展示スペースとして使われていませんが、たぶん、この先充実させるだろうと思います。 展示車のフォトギャラリーは、公式サイト(※、独語)でどうぞ。 |
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ここまで書いて更に調べたところ、Wiki.de(※、独語)によれば、赤丸の展示館は、元貨物駅の建物だったらしい。そして自動車コレクションは展示してないだけで膨大らしく、オートバイ200台以上、自動車約200台とあります。保管庫は、毎年9月の日曜日に公開されるらしい。今後の常設展示に期待したいですね。2013.7.26追記。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-4-3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
●NAGレーシングカー 一番手前、緑のクラッシックカー。ベルリン・オーバーシェーネヴァイデ(Berlin-Oberschöneweide)で生産。 15-18ps、4気筒4サイクルエンジン。1921年アヴス(注1)・レースで初代優勝。また、1924年モンツァ(注2)24時間耐久レースで優勝。 注1:ベルリン郊外にかつてあった自動車レース用のサーキットで、現在でも旧観覧席が残り、ポツダムへ向かうアウトバーンとして利用されています。詳しくはWiki(※、日本語)で。 注2:イタリア北部にある都市。詳しくはWiki(※、日本語)で。 ●アウディ クワトロ・レース用車(1983) その奥。車のそばにあった掲示板と、Wiki(※、日本語)を総合すると、340ps、5気筒4サイクルエンジン。全輪駆動車として好成績を収めた初のラリー車らしい。 ●Colani GT(1964) 一番奥の壁に貼り付いているのは「Plastik-Flunder(プラスチック・のヒラメ)」と呼ばれ、VWビートルをベースに、ベルリン在住のLutz Colaniがデザインした261パーツの自作キット(1,000DM[ドイツ・マルク、1ユーロは1.95583ドイツマルク])で作るらしい。大人のプラモデルですね。 |
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写真33-4-4 | 写真33-4-5 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:マセラティ・メラク SS(1975) 案内板には、VW Gold I などもデザインしたイタリアの工業デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインし「高い人気を得た」とあります。ハルトムートが乗る「デローリアン DMC12」もこのデザイナーだと知れば納得。 Wiki(※、日本語)によれば、ミッドシップ車で初めてファストバックと同様のシルエットの維持と、エンジンルーム廃熱問題解決の両立に成功したデザインは、斬新なアイデアによる成功例だったらしい。なるほど、今見るミッドシップ車の元祖なんですね。 右:フォード OSI 20 M TS-Coupe(1967) 案内板やWiki.de(※、独語)などを総合すると、ケルンで生産されたファミリーカーに、イタリア・トリノにあったコーチビルダーOSI(Officine Stampaggi Industriali、1960-1968)が架装したクーペ。1960年代の終わりに2,200台が生産され、いまなお220台が残っているらしい。 ネットにある種車を見ると、いかにもドイツ・フォードらしい質実剛健さ。それがこんなにエレガントな車に変身するのだろうかという驚きと、デザインが持つ力の奥深さに改めて感服します。 以上のようにメーカーの博物館とはひと味もふた味も違った、その時代時代でドイツの自動車史に残る名車を集める方針らしい。今後の拡充が楽しみです。 |
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33-5 Autostadt アウトシュタット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
図33-5-1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
フォルクスワーゲン・グループのテーマパーク ベルリンから西へ約220km 約2時間15分。もう100km走ればハノーファーへたどり着くというヴォルフスブルクにフォルクスワーゲン本社があり、敷地内に「アウトシュタット(カー・シティ)」という名の自動車博物館兼テーマパークがあります。Wiki.de(※、独語)によれば、2000年6月オープン、広さ28ha、総工費4億3千ユーロ。 ヴォルフスブルク中央駅からだと、地図下の橋を渡って入場口へ。車の場合は、地図右上の無料駐車場に駐めます。 ●博物館(ツァイトハウス)(図33-5-1①) フォルクスワーゲン・グループのパビリオンだけでなく、ツァイトハウス(時代の家)という名の博物館があり、ここにはフォルクスワーゲン・グループの車のみならず歴史の一里塚(注)と呼ぶべき名車が展示されています。 注:車横の案内板には「独語:Meilenstein、英語:Milestone」と書いてありました。 |
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写真33-5-2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
天井はすべて鏡。平滑でよく磨き込まれているため、はじめは鏡に写った車と気づかず、天井に車が吊り下げてあるのかと思いました。 周りは窓。博物館は、紫外線等による展示物の劣化を嫌って閉じた空間が一般的ですが、ここは全く逆。館外に広がる美しい緑を眺めながらの鑑賞です。 オーディオガイドはありません。案内板は英語とドイツ語併記。 |
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写真33-5-3 | 写真33-5-4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:シボレー・コルベット 1954 車横の案内板とWiki(※、日本語)を総合すると、車体にガラス繊維を最初に使った車。誕生当時から今日に至るまで、米国製ツーシーター・スポーツカーの代名詞。 3859cc、155ps/5,200rpm、最高速度160km/h、当時の新車価格2,774ドル。 右:ランボルギーニ 350 GT 1964 同じく 車横の案内板とWiki(※、日本語)を総合すると、ランボルギーニ・ブランドで最初に生産された乗用車。V12気筒エンジン、独立懸架(ダブルウィシュボーン式サスペンション)、軽量合金ボディ。 3,464cc、280ps/6,500rpm、最高速度240km/h、当時の新車価格58,000DM。 性能・デザイン・価格とも約50年前という時代を考えると、人々の度肝を抜いたことでしょう。 |
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写真33-5-5 | 写真33-5-6 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:ランボルギーニ・カウンタック LP 400 1975 車横の案内板によれば、1970年代、公道を走られるもっとも高速な車。V12気筒エンジンは、リアに縦置きされ、その前にギアボックスを配置。 3,929cc、375ps/8,000rpm、最高速度300km/h、当時の新車価格69,900DM。 Wiki(※、日本語)によれば、最高速度は300km/hに達しなかったようですが、それでも間違いなくスーパーカーの代名詞でした。 右:ホンダ S800 1966 写真に案内板が写っています。これまでに紹介した3台は、いずれも案内板を接写してきたので、それを読み取りつつ記事を書きました。この車は案内板を接写しなかったので、ホンダの公式サイト(※、日本語)他を参考に書かせて下さい。 S500、S600に続くSシリーズ第三弾の小型スポーツカー。そのS600は西ドイツ(当時)へ輸出した初めてのアジア製四輪車だったらしい。 二輪車メーカーからスタートしたホンダが放った、スーパーヒットの四輪車。791cc、70ps/8,000rpm、最高速度160km/hの性能を、同時期のランボルギーニ350GTの1/8の7,250DMで成し遂げた訳ですから、極東から凄い車が来たと、驚かれたことでしょう。異国でこのようにして日本製品と出会えると嬉しくなります。なお、この展示車は左ハンドルです。 このように見ていくと、総工費って、どこまで入っているか分かりませんが、建築・外構工事よりも車の収集費用の方が高いのではと思えちゃいます。 |
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●フォルクスワーゲン・グループのパビリオン パビリオンは、フォルクスワーゲン、ポルシェ、VW輸送(業務用)車両、アウディ、セアト(スペイン)、シュコダ(チェコ)、ランボルギーニがあります。こちらは博物館と違って、現行車の展示です。 |
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写真33-5-7 | 写真33-5-8 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:VW シロッコ GTS この車は、フォルクスワーゲンのパビリオン(図33-5-1③)ではなく、カスタマー・センター(図33-5-1②)にありました。展示モデルは2.0TSI 6速DSG、1,984cc、210ps/5,300-6,200rpm。車両本体価格32,775ユーロ。 軽量アルミホイール「ルガノ」、本革仕様「ウィーン」、ナビ、キーレスエントリー、エアコンなどの特別装備が付いて41,841ユーロ。居並ぶ車の中で、スポーティぶりを放っていました。2013年6月現在、日本未発売。 右:ボクスターS 981型 ポルシェのパビリオン(図33-5-1④)にて。3,400cc、315ps/6,700rpm。ベーシックモデルで60,191ユーロだそうです。 スタイル、性能、どれをとってもため息が出る素晴らしさ。何をもって「かっこいい」と感じるのか自分でも分かりませんが、凛としたたたずまいに「ときめいて」しまいます。黒い空間にライトアップされたシルバーメタリックのボディ。演出も一役買っているようです。こんな車でアウトバーンをかっ飛ばしたいと思ってネット検索したら、エイビス(※、日本語)でレンタル可能。「夢は見るものではなく、実現させるもの」と思っている私としては、夢が膨らみますが、「へぼなドライバーが、こんな高性能車を乗りこなせるの?」と笑われてしまいそう。「ポルシェ初心者のための走らせ方講座(※、日本語)」を読むと腰が引けます。乗り慣れたBMW3シリーズでいいかな(笑い)。 |
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33-6 Filmpark Babelsberg フィルムパーク・バーベルスベルク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポツダムにある映画スタジオに隣接してアミューズメントパークがあります。パークの様子は別項でご紹介するとして、ここではスタントショーの車を紹介します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-6-1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
平日だと言うのに、2500席あるという客席は7割程度埋まり、大賑わい。 アウトバーンコップで見るようなアクションシーンを、生で見る迫力は感動的。 悪役が乗るBMW3シリーズ。後部座席など、不要な物は徹底的に外して軽量化していました。 |
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こちらはヒーローとヒロインが乗る車。ポンティアック・ファイアーバード・コンバーチブル(1991)でしょうか。リトラクタブル・ヘッドライトが甥っ子の好み。 Wikiにあったこちらの画像(※、英語)で車種を判断しました。 主人公らがアメ車で、悪役がドイツ車に乗るという、アウトバーンコップとは逆の設定。 |
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写真33-6-2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
33-7 Autos in den Städte 町中の車達 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
町中で見かけた珍し車達を紹介します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
写真33-7-1 | 写真33-7-2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
スマート ロードスター・クーペ スマートのもっともポピュラーなフォーツークーペは、日本の西の端でも見ることがありますが、このタイプは記憶にある限り初めて見ました。ベルリンの街角で。 |
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写真33-7-3 | 写真33-7-4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
つまりこの車は、立て看板みたいなもので、ずっと路上駐車しているのかな。ベルリンの街角で。 |
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写真33-7-6 | 写真33-7-7 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ピニンファリーナ2000スパイダー Wiki.de(※、独語)にあった画像に一番近かったので、この名称にしましたが、合ってますかね。 もともとフィアット・ブランドでありながら、1982年から1985年の生産終了まではピニンファリーナ・ブランドでの販売だったらしい。1985年製としてももう30年近く経っているわけですが、手入れが行き届き、オーナーの愛着を感じます。そんな車がケルンの街角にさりげなく駐まっているなんて、欧州における自動車文化の奥深さを感じます。 第135話(第10シーズン、トムとゼミルのコンビ、邦題:断崖絶壁)でボンラートとヘルツベルガーが真っ赤なアルファロメオ・スパイダーに乗ったシーンを思い出します。 |
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写真33-7-8 | 写真33-7-9 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:皆様よくご存じの日産マーチ。コンパクトカーとしてヒットしたので珍しくもなんとも無いのですが、「Micra」とエンブレムが付いていたため、アレレ? Wiki(※、日本語)によれば、「欧州などいくつかの地域では「マイクラ」(Micra)名で販売されている。」とあります。なるほど。ただ私はドイツ語として「ミクラ」と読んじゃいました。ケルンの街角で。 右:ポルシェ 911 GT3 R 997型 この車はケルンの百貨店(ロケ地探訪31>ガレリア・カウフホーフ)の店内に展示してありました。 ニュルブルクリンク24時間レース(2013年5月17~20日)のPRらしい。24耐の公式サイト(※、独語)によれば、この車はGelber Drache(イエロー・ドラゴン)と呼ばれています。写真の右上にあるパネルに車の性能が書いてあり、同じ内容がこちらのサイト(※、独語)にありました。6気筒3,996cc、約500ps。ガソリンタンク110リットル。標準は60リットル台なので、24耐向け仕様でしょうか。 このページを書いている時点で、2013年のレースは終わっているので、このイエロー・ドラゴンの活躍ぶりが気になってレース結果等を調べてみました。少々脱線しますがおつきあい下さい。ただしカーレースには詳しくないので、的外れなことを書いていたらゴメンナサイ。 まずは2013年4月13日に行われた前哨戦となるVLN(ニュルブルクリンク長距離選手権)レース。こちらのブログ(※、日本語)やこちらのサイト(※、日本語)を見ると上位入賞を果たし、調子がよかったみたい。 それでは24耐のレースの様子(※、独語)。いきなり「Enttäuschendes 24h-Rennen für Timbuli Racing(ティンブリ・レーシングにとって24耐は残念な結果に)」というタイトル。なんだかいやな予感。このチームからは2台出走していますが、結果的に2台とも完走できなかったらしい。 |
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写真33-7-7 | 写真33-7-8 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:ベルリンの街角で三輪タクシーを見かけました。ドイツで見るとは珍しい。いろいろ調べていくと、Tuk Tuk Factoryのe-Tuk Limoという電気三輪タクシー。Tuk Tuk Factoryの公式サイト(※、英語)。今更ガソリン車では導入するメリットがないし、電気自動車なら先進性をアピールできそう。この企業のドイツ・オフィスがベルリンにあるようです。 右:アジアの家具や雑貨を扱うSchwarzer Elefant(黒い象)という店のアド・トラック(広告宣伝車)。種車はベンツのトランスポーターのようでした。ケルンの街角で。 |
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33-8 Nachwort あとがき | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.自動車王国 車素人の私なりに、今回の旅行で見た車達をピックアップ。車三昧のページを作ってみましたが、いかがだったでしょうか。改めて眺めてみると、やっぱりドイツって自動車王国だなと感じます。車やレースは素人なので、ネットで調べものをしていたら、つい読みふけってしまい、このページを作るだけで1ヶ月もかかってしまいました。それぞれの車に多彩な歴史が詰まっています。ポルシェファンには、ド素人ぶりをさらすようで恥ずかしい限りですが、一口にポルシェ911と言っても、1964年からある車なので凄い数のバリエーションがあり、Wikiの記事量も半端ではありません。 2.ワンダーランド・カルカー |
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写真33-8-1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
遊園地のゴーカートというと、ロングコースをのんびりとドライブするイメージがありますが、ここは5~7台が一斉にスタートするレース方式。友人同士で競争して賭けている乗り慣れた地元民もいました。一人乗りと二人乗りがあり、一人乗りのハンドルはやや左寄り。二人乗りは当然左ハンドル。 甥っ子が勝負したいと言うので、何と3回も乗りました。高校生だから公道を走った経験は無いのに、アーケードゲーム機やコンピューターゲームで鍛えているせいか侮れません。こっちも普段ハンドルを握っている意地で負けられません。年甲斐もなくエキサイトしちゃいました。 右写真33-8-2はGoogle Mapからキャプチャーしたもの。これを概測すると1周はおよそ130m。上の写真33-7-1はこの航空写真の左上から撮影しています。弟が撮ってくれた動画を分析すると約16秒で1周しているので、平均時速は約30km/h。直線部分約44mを約4秒なので、最高速度は約40km/hでしょうか。1回は約5分走るので18~19周します。動画を見返すとそんなに早い感じはしませんが、体感速度は地面が近くオープンなのでそれ以上。天気でよかった。 で、甥っ子と勝負した結果は一勝一敗一引き分け。引き分けとは追い越しも追い越されもしなかったこと。未成年者相手だから賭け事はしませでしたが(イエイエ、成人だから賭け事が許されると言うわけではありませんが)、ここでの再勝負を誓いました。 |
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実は、渡航前の予定ではベルリンに連泊し、南へ約200kmの「エルベのフィレンツェ」と言われるドレスデンへレンタカーで日帰り観光するつもりでした。それが同行した甥が「漫画・頭文字D」のファンで、車が好きだというので、西へ約230kmのアウトシュタットへ急遽予定を変更。結果は正解。普段目にすることができない沢山の車に出会えて、甥も喜んでくれました。 右の写真33-8-3は、アウトシュタットの駐車場で撮影。 |
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写真33-8-4 | 写真33-8-5 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:そのアウトシュタットで買ったお土産と言うか、自分への記念品。VW LT Polizei Kasten mit Hoc(フォルクワーゲン・ハイルーフ・ワンボックスカー、警察仕様)の1:87モデル。 右:こちらは下で紹介するメルクリン博物館で買ったもの。店員さんには申し訳なかったけど、鉄道模型は買わずに、叩き売りされていた警察車両が珍しくて買いました。 Lada 1200/Shiguli 2101(1971)という、Fiat124の旧ソ連によるライセンス生産車両で、旧東ドイツで使われたらしい。Fiat124のWiki(※、日本語)参照。 と言うことで、2台とも現役を引退した旧モデルです。 |
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写真33-8-5 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ネット注文し、ドイツの友人宅に「ギフト」の形で送り、今回の旅行で友人宅に寄ってピックアップしてきました。 ロケ地探訪第三弾その2>ホーエンツォレルン橋の写真32-14-2はこれを着ています。 「なぁ~んだ、見せびらかしじゃないか」と笑われそうですが、まさしくそうなので弁解の余地はありません。2013.7.26追記。 |
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3.ポルシェ・ミュージアムも予定外、更に想定外 帰国する日、この日はケルンを出発してフランクフルト国際空港まで。高速道路を真っ直ぐ南下すれば180km、約2時間。フライトは夜なので、最終日も夕方まで1日たっぷりあります。予定ではデュッセルドルフ空港やケルン/ボン空港を「ロケ地探訪」するつもりでしたが、アウトシュタットに連れて行って、「点数を上げた」私としては、それじゃシュトゥットガルトにあるポルシェ・ミュージアムへ連れて行くよ、とケルンからフランクフルトを通り越して南へ約370km、約3時間半のドライブへ変更。快調にアウトバーンを飛ばしてシュトゥットガルトへ。ポルシェ・ミュージアムに着いたのがお昼前。が、何と月曜日なので閉まっているではありませんか! うっかりしていました。ドイツの博物館等はたいがい月曜休館なんです。事前に旅行の計画を立てたときは、そのあたりも十分注意して日程を組んだのに、急遽変更したので詰めが甘かった。
シュトゥットガルトにはメルセデス・ベンツ博物館(ロケ地探訪3>メルセデス・ベンツ博物館)もありますが、こちらも月曜休館。近くにある鉄道模型のメルクリン博物館でお茶を濁しました。ポルシェ・ミュージアムで一気に落ち込んでしまったので、シュトゥットガルトからフランクフルト国際空港まで190kmの帰り道が辛かったこと。 甥っ子とは、ワンダーランド・カルカーとポルシェ・ミュージアムへの再訪を誓ったものの、日帰り旅行じゃあるまいし、費用も時間もどうするのかな~。オジサン、安易な約束を子供にしちゃいけませんよ。 ハードルは高いけど、絶対行くぞ!ね、ノブ君。2013.6.17掲載、7.26最終更新。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介